13: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/12/27(日) 21:30:35.12 ID:i5cmhxw/O
やよい「でも、やっぱり音がないと、なんだかさみしいですよねー」
千早「そうね。ここまで無音だと、私でも落ち着かないわ」
貴音「……いえ、宇宙に全く音が無いわけではありません」
やよい「えっ? そーなんですか?」
貴音「宇宙に散りばめられた星々の中には、地球のように大気を持つものもあります」
貴音「ただわたくしたちに聞き取れないだけで、その星には確かに音が存在するのでしょう」
やよい「えっと??」
伊織「つまり、この広い宇宙を探せば、地球みたいな星があるかもしれないって事よ」
やよい「じゃあ、その星にもわたしたちみたいな人間がいるんですねっ!!」
貴音「わたくしたちとまったく同じとは限りませんが、何らかの生物が繁栄している星はあるでしょう」
貴音「そして、音が存在する星ならば、音楽があってもおかしくはありません」
貴音「その星ならではの、音楽が」
やよい「うっうー! ほかの星の歌とかもきいてみたいですー!」
伊織「そうね。もし歌を歌う宇宙人がいるなら、会ってみたい気もするわね」
貴音「見知らぬ星の、言葉の通じない方々とも、音楽という共通言語でわたくしたちは会話をする事ができるでしょう」
貴音「そう考えると、やはり音楽というものの偉大さを改めて感じられますね」
千早「………」フム
やよい「……ちい〜さな〜〜♪ ての〜ひらにこぼ〜れた〜♪ 」
やよい「ま〜んげつのっ♪ かけらに〜もすこしにた〜♪ 」
やよい「みじかいいのちぼくだけの〜たからもの〜っ♪ 」
春香「やよい、なんだかご機嫌だね?」
伊織「さっきの貴音の話を聞いて、遠くの星の人たちに歌を聴いてもらうんですって」
春香「……ふふっ♪ そっかぁ。やよいらしいなぁ」
千早「高槻さんの歌なら、きっと届くと思うわ」ニコニコ
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