186: ◆bjtPFp8neU[sage saga]
2016/05/09(月) 06:34:43.40 ID:ATnSiA3eO
  
 伊織「それはともかく、あと一体はあずさ、アンタの獲物よ」 
  
 あずさ「うふふ♪ 私も少しはいいところを見せないとね」 
  
  
 魔物3「グルギャァ!」ガバッ 
  
  
 あずさ「あらあら……」 
  
 あずさ「テレポ!」 
  
 …シュンッ 
  
  
 魔物3「グギャ?」キョロキョロ 
  
  
 伊織「あずさが、消えた……?」 
  
 真「確かあれは瞬間移動の魔法だったはず……」 
  
  
  
  
 あずさ「時を知る精霊よ……」スッ 
  
 あずさ「因果司る神の手から我を隠したまえ……」 
  
 あずさ「……ストップ!」バッ 
  
  
 ピキーン! 
  
  
 魔物3「」ピタッ 
  
  
 伊織「へぇ……」 
  
 真(あれって確か……アガルトのお婆さんが使ってた魔法だっけ) 
  
 真(すごいなぁ。今さらだけど魔道士の戦いってまるで手品みたいだ) 
  
 あずさ「うふふ、成功して良かったわ〜」 
  
 伊織「どうでもいいけど、とどめは刺さないの?」 
  
 あずさ「動けないなら何もできないでしょう? 追い打ちをかけるような事はあんまりしたくないのよ」 
  
 真「ははっ、あずささんらしいや」 
  
 伊織「今回は雑魚だったからいいものの、あの親衛隊とかいうヤツらにはそんな甘い考えは通用しないわよ? きっと」 
  
 あずさ「……その時は、私もしっかりやらないとね」 
  
 真「さ、進みましょう!」 
  
 スタスタ… 
  
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