690:名無しNIPPER[saga]
2017/04/09(日) 07:29:55.63 ID:yKLskMaYO
  
 ダークバハムート「……クク……そう来るか」 
  
 ダークバハムート「ホーリーを詠唱無しで放つとはな。並の魔道士では出来ない芸当だ。今のは少々驚いたわ」 
  
  
  
 貴音「……はぁ、はぁ……」 
  
 貴音「……残念ですが、大した効果はなかったようですね……」 
  
  
  
 ダークバハムート「ふむ……悪くはなかったのだがな」 
  
  
  
 貴音(闇に墜ちた身ということはホーリーならばよもや、と思いましたが……) 
  
 貴音(肉弾戦では敵うはずもない。魔法も効果が薄い) 
  
 貴音(わたくしがばはむーと殿に勝てる術は、果たしてあるのでしょうか) 
  
  
  
 ダークバハムート「ククッ……!」 
  
 ダークバハムート「惚けるつもりか? 我は気づいているぞ」 
  
  
 貴音「………」 
  
  
 ダークバハムート「タカネよ。お前からは懐かしい匂いがする。我がこの身に成る前に捨てた、竜族の匂いがな」 
  
  
 貴音「………」 
  
  
 ダークバハムート「覚えて来たのであろう?」 
  
  
  
 ダークバハムート「…………メガフレアを」 
  
  
  
 貴音「……現時点でのわたくしの切り札ゆえ、なるべく思考にも出さずにいましたが……」 
  
 貴音「やはり、全てお見通しなのですね」 
  
  
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