692:名無しNIPPER[saga]
2017/04/09(日) 07:33:39.64 ID:yKLskMaYO
  
 貴音「………」 
  
 貴音「…………うっ」ガクッ 
  
 貴音「っ……はぁ、はぁ……」 
  
 貴音「実際に使用するのは二回目とはいえ、なかなか慣れませんね……。この技は体に大きな負担が……」 
  
  
 貴音(『めがふれあ』以外の魔法で決着をつけることができれば少しは小鳥嬢との戦いに余力を残せるかと考えていましたが、やはりそれは甘かったようです) 
  
 貴音(ばはむーと殿は未だ実力の半分も出されていないはず) 
  
 貴音(全身全霊を賭して戦わねば、決して勝利は無い……) 
  
  
  
  
 「……ククッ、その通りだ」 
  
  
  
 貴音「………」 
  
  
  
 ダークバハムート「我は嬉しいぞ、タカネ。お前を……この様に近くに感じられるとはな……!」 
  
 ダークバハムート「だが、まだだ。お前は漸く言葉を覚えたばかりの稚児に同じ」 
  
 ダークバハムート「我に列び立つには、この月と太陽ほど遠い」 
  
  
  
 貴音「切り札すらも届きませんか……。これは厳しい戦いになりそうです」 
  
  
 ダークバハムート「言葉の割には表情から闘志が消えておらぬな?」 
  
 ダークバハムート「心を読まずともそれくらい解るわ……!」 
  
  
  
 貴音「たとえ無謀な挑戦だとしても……諦めるわけにはまいりませんので」 
  
  
  
 ダークバハムート「良いぞ……! それでこそ我の認めた女よ」 
  
  
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