3: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 11:14:00.08 ID:8m/ElpKNO
出だしはいつも通りだった。
何度目かもわからない自己紹介を済ませ、伝わらないとわかっていながらまどかに忠告も済ませ、ほむらは拳銃を片手にキュゥべえを追っていた。
ほむら「このっ……待ちなさい!」
QB「」スタタタ
既に何発か命中しているはずなのだが、全く気にしている様子はない。
感情を持たない相手を痛覚で怯ませることは不可能だが、かと言って拳銃で物理的に止めることも難しい。
ほむら「くっ……」
そうこうしているうちに、いつもの場所が近づいてきた。
軽快に走っていたキュゥべえが、急にスピードを落とし、よたよたと歩きだす。
ほむらには追いつかれず、まどかにはそれがバレない最適な位置だ。
そのことが、ほむらを更にイラつかせる。
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