304: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/09/08(木) 01:05:05.34 ID:53bSqqQ4O
ひとつだけ訂正するとすれば、素質があったことが悲劇かどうかは、当人が決めることだということか。
いうまでもなくほむらは、自身に素質があったことを悲劇だとは思っていないし、契約したことも後悔していない。
むしろ、あの場でまどかを救う手立てを有していた幸運に、感謝していたくらいだ。
ほむら「……」
杏子「もうあいつには、何を言っても無駄さ。あたしは諦めたよ。気の済むまで、好きにやらせておくつもりだ」
ほむら「好きに、とは?」
杏子「正義の魔法少女さ」
ほむら「……なるほどね」
これまでの時間軸で、さやかが素直に正義を目指せていたことは少ない。
この時間軸でも、何も起こらなければ、さやかはそうなっていた可能性が高いはずだった。
つまり、杏子が行動を起こしたのだ。
自分は関与せず、さやかの好きにさせるという言い方をしているが、実際は逆だろう。
恐らく、杏子がさやかの背中を押したのだ。
別に、そこをつつこうという気はない。
重要なのは過程ではなく結果だ。
考えるべきは、この影響で、どういった状況が生まれるかということだ。
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