318: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/10/05(水) 21:39:53.35 ID:9fosQfKcO
ほむら(……わからない)
これからの魔女の出現頻度。
その強さ。
それに対してさやかが使用する魔法。
その使用に伴い蓄積される穢れ。
いくらほむらにこれまでの経験があるとはいえ、さすがに不確定要素が多すぎる。
容易に計算できるものではない。
それでも、経験から感覚的に判断するとすれば……
ほむら「……」
……ギリギリ、だろうか。
予想外の事態が起こらない限りは、ワルプルギスの夜が到来するまでは耐えられるように思える。
勝算は、これからのさやかが、精神的な理由から穢れを溜めることはほとんどないと予想できるからだ。
悩みを吹っ切って前向きに戦闘に取り組める現状なら、さやかも後ろ向きな思考に陥ることはそうないはずだ。
もちろん、ワルプルギスの夜との戦闘は間違いなく不可能だろう。
どれだけいい状況が続いても、さやかのソウルジェムはそこで限界に達するはずだ。
しかし、その日を無事に迎えることさえできれば、いくらでも手の打ちようはある。
さやかを言いくるめるか、あるいはワルプルギスの夜を倒すまで杏子をごまかすか……
とにかく、ワルプルギスの夜を倒すことだ。
そこさえクリアできれば、あとは誰がどうなっても構わない。
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