451: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2022/05/20(金) 17:26:34.08 ID:gFGYNPlR0
ほむらは思わず目を丸くした。
浮かれているつもりはない。
むしろ、この時間軸での失敗が確定して、落ち込んでいるというのが正解に近いはずだ。
ほむら「……そう見えるかしら。そもそもあなたは、人の感情を理解できないのではなかったの?」
QB「理解はできなくても、統計からある程度は割り出せる。特に魔法少女の希望と絶望は、僕たちも最重要視している事項だからね。研究も進めているのさ」
よくも、ぬけぬけと。
ほむら「それなら、その研究結果が的外れだったということね」
過去に戻ることが確定しているからといって、時間遡行や、ほむらの知っていることを教えてやる気はない。
どんな手を用いてくるかわからない以上、油断はできない。
キュゥべえにも、ほむらが情報を与える気がないことは、伝わったようだった。
QB「そうかい。君がここからどう足掻くのか、見せてもらうよ」
その言葉を最後に、キュゥべえは姿を消した。
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