元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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822: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2018/05/05(土) 19:26:06.75 ID:AvuCY+ZUo
キュベレ「ねえ、アタシ達は一応用事を済ませたんだけど、クルトくんは今から仕事かしら?」

クルト「ああ。少し急ぐ必要がある」

配達屋「ジェンスさん、じゃなくクルトさん。会長には話していいっすか?」

クルト「フローラにも無関係ではないか……」

キュベレ「なぁにぃ、仲間外れぇ? 別にいいけど」

クルト「いや、情報通のキュベレさんにも聞いてもらいたい」

クルト「聞くと危険に巻き込まれる可能性もあるが……」

キュベレ「そんな事は全然気にしなくていいわよ。聞かせなさぁい! オネエさんは強いのよ♪」


配達屋カモメが魔法で金属製の車を出現させ、全員で乗り込む。

どうやら中は防音になっているようだ。


クルト「俺は今、ミリエーラという人間を探している」

クルト「そいつから、妹の命が惜しければファナゼに来い、という内容の手紙が届いたんだ」

配達屋「いつの間にか荷物の中に紛れてたんすよ……」

キュベレ「どうして脅迫されてるのか、心当たりはあるの?」

フローラ「もう少しその方の情報はございませんか?」

クルト「武器防具屋で、同業者に何らかの圧力をかけて潰す商人だ」

クルト「俺の店も魔導具を扱っているから、恐らくそれが狙われた理由だろう」

キュベレ「グリエール商会っぽいわね。でもそんな名前の人いたかしら?」

キュベレ「パニーと売り物も被ってるじゃないの」

フローラ「無関係の方かもしれません」

配達屋「グリエール商会とお客さんが被っていない、闇の武器商人……ってことは」

フローラ「その方は地下街にいらっしゃると思います」

配達屋「行き先は決まったっすね。会長の言う事に間違いはないっす」

キュベレ「強引ねぇ……」

クルト「しかし他に当てはない。俺も賛成だ」


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