437: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/10/20(木) 23:00:30.91 ID:DRFjCdkxo
ことり「私もだよ」
そう言うことりちゃんも、唇をかみしめてて。
今にも泣きだしてしまいそうな顔だった。
ことり「お母さんが、海未ちゃんが、みんなが私に期待してくれてるんだって考えたら……」
ことり「なんにも、言えなくなっちゃった」
ことり「言わなくちゃ駄目なのに」
ことり「絶対後悔するって、わかってたのに」
ことり「私は、いろんな人を理由にして―― 一歩を踏み出せなかった」
ことり「ずるいよね。人のせいばっかりにして、私は自分の気持ちを言えなかった」
ことり「だから……もう、そういうの、終わりにしなきゃいけないんだと思う」
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