野原しんのすけ(15)「歯を食いしばれサイジャク、オラのサイキョウはちょっと響くゾ」
1- 20
8: ◆aMcAOX32KD1b[saga]
2016/05/12(木) 01:34:56.81 ID:DANHmsYH0
横須賀の相手は、駒場では無く自分がするとしんのすけは言ったのだが、そこに更に削板がしんのすけの相手は自分がすると言い出した。
こうして、今夜の決闘が二組行われることになった。

「モツ鍋は根性のある奴だ。あの駒場って奴もな、ならそんな根性ある二人の決闘、俺は根性ある男として、誰にも邪魔はさせねえ」

横須賀は過去30回以上も削板に挑み、返り討ちにあっている。
そしてそれでもなお諦めない横須賀を、削板は気に入っていた。

「どうしてもと言うんなら俺を倒すことだな野原、お前の根性を俺に見せてみろ!!」

ドンッと、削板の台詞と共に彼の背後の地面が七色の煙を上げ爆ぜる。

「はあ、やれやれだゾ。相変わらず話してると『根性』ってワードがゲシュタルト崩壊だし」

腕輪をした右手を改造制服の懐に入れ、しんのすけは言った。

「でも、『正義』『勇気』『努力』『ド根性』は……オラも大好きな言葉だ、ゾッ」

片手を服に隠したまま、しんのすけが削板に向け走る。

「来い!!野原ぁぁぁぁぁ!!」

学園都市第七位の超能力者が拳を握り吼える。
本来そちらがメインイベントであるはずの駒場対横須賀戦を横目に、超能力者同士の対決がはじまった。
                   カネ な
そしてソレは、一部の者達にとっては正に銭の実る大樹であった。

「みんな元気かー?今夜は映像付きで生放送、リアルタイム配信。海賊ラジオDJだ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
435Res/213.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice