八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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11: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/07(火) 00:25:38.95 ID:J34r1N8z0










“新たな企画の為に、アイドルのスカウトをして貰いたい”。


社長がそう言ったのは、三日程前のこと。
最初にその発言を聞いた時は、それはもう耳を疑ったものだ。というより脳が理解する事を拒否していた。


俺が?

知らない人間を?

スカウト?


無理だ。普通に考えて無理だ。案件になること間違い無しだ。ってかホントになった。
知り合いの人間ですら上手くコミュニケーションを取れないというのに、何故そんな暴挙が出来ると思うのか。小一時間問い詰めたい。ってか問い詰めたよかなりの焦りをもってね!

しかし社長は心配は無いと言うばかり。

なんでも今回のその企画というのは、既にデビュー済みの現役アイドルと、初々しい新人のアイドル候補生たちによる合同バラエティ番組らしい。

つまりは蘭子の時と似たようなパターンだ。
光る原石をスカウトし、そしてそのまま番組出演。その後にデビューが確定するわけではないが、候補生たちにとってはまたと無いチャンスと言える。


「新人枠の方には既に何人か候補がいるから、無理にスカウトしてくる必要はない。だが、プロデューサーとして経験しておくのは大切な事だよ」と、社長は言っていた。


なのでダメで元々。当たって砕けてもいいし、めぼしい子が見つからないのであれば諦めてもいい。そう気楽に当たってほしいと社長は思ってるんだろうが……実際、そういうわけにもいかない。





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