74: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/20(水) 21:45:01.39 ID:G8Avh2PSo
 ≪だって どうしても 大好きだから≫ 
  
  
 ○はじまり 
  
75: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/20(水) 22:06:20.76 ID:G8Avh2PSo
 ○てんらく 
  
 父「茅野が失踪!?まさか……4千万!?そんな馬鹿な話が………」 
  
 母「あなた…茅野さんって―――」 
76: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/20(水) 22:22:56.99 ID:G8Avh2PSo
 家の中にインターホンが鳴り響き…暫くしてから、覚えのある声が聞こえました。 
  
  
 誰か「この度は…ご友人の件、真に残念です」 
  
77: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/20(水) 22:49:52.40 ID:G8Avh2PSo
 父「私でも…お前でも駄目なのか………」 
  
 母「あの子でさえ…あの子でさえ無いのなら。私だったら、幾らでも……」 
  
  
78: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/27(水) 23:29:48.12 ID:xDmyIqKTo
  
 ○けつだん 
  
 ハル「お父さんとも、お母さんとも………離れるのは嫌。だから私―――」 
  
79: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/27(水) 23:43:03.05 ID:xDmyIqKTo
 ○てきごう 
  
 物語に出て来るような…絵に書いたような豪邸…髭のおじさんの家ににお呼ばれされました。 
  
 いえ…正しくは、呼んで頂くようお願いした結果なのですが…そこは割愛です。 
80: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/28(木) 23:33:31.94 ID:MJesDdk2o
 ○かべごし 
  
 移植手術までの2週間…私は、病院でレミちゃんと一緒に過ごしました。 
  
  
81: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/28(木) 23:44:58.11 ID:MJesDdk2o
 最初の頃二人の間にあった見えない壁も、自然と崩れて… 
  
  
 かれこれ一週間が経つ頃には、お互いが仲良くなれた………そう思って居ました。 
  
82: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/29(金) 00:09:13.74 ID:5GHzQsyPo
 ○ごうまん 
  
 全力で……私から逃げるように走り去る、レミちゃん。 
  
 レミちゃんを追って、病院の廊下を走る私。 
83: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/07/29(金) 00:44:44.29 ID:5GHzQsyPo
 レミ「アタシの命を握ってる…移植無しじゃ長く生きられない…それは間違って無い、それは良いの!でも………」 
  
 レミ「友達になる理由が…移植の条件じゃ嫌だったの!もっとちゃんと……ちゃんと友達になりたかったから!」 
  
 私「それって………え…?」 
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