191: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/09(日) 23:00:11.10 ID:pO90v3R/0
 執務室の前にある箱の中から紙の束を手に取り、部屋へと入る。 
  
 提督「今日中の書類は・・・無いか。なら日付の順でいいな。」 
  
 書類の中身をパラパラと軽く確認しながら席へと着く。机の上には、今手にしていた書類とは別の物も数枚あった。 
192: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/09(日) 23:01:21.23 ID:pO90v3R/0
 叢雲「失礼するわ、司令官。」 
  
 扉を開けて叢雲が入ってきた。 
  
 提督「ああ、少し待ってくれ。直ぐに用意するから。」 
193: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/09(日) 23:02:28.89 ID:pO90v3R/0
 叢雲「しょうがないわね。組手は今度でいいわ。私もそれ手伝うから。」 
  
 椅子を持ってきて提督の横側に座る。勝手に引き出しを開け、ペンを取った。 
  
 提督「私のミスだ。そういう訳にはいかない。」 
194: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/09(日) 23:03:44.50 ID:pO90v3R/0
 叢雲のお陰で書類は2時間も掛からず片付いた。 
  
 提督「ありがとう。正直助かったよ。」 
  
 椅子に深く背を預けながら礼を言う。 
195: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/09(日) 23:04:21.38 ID:pO90v3R/0
 書き溜めはここまで。 
196: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/26(水) 01:29:14.44 ID:QwEBPsns0
 提督「昼には・・・流石にまだ早いな。」 
  
 時計の針はまだ十時を過ぎたばかりである。 
  
 提督(たしか薬あったな。) 
197: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/26(水) 01:29:50.43 ID:QwEBPsns0
 提督「白。」 
  
 吹雪「え?」 
  
 提督「いや、なんでも無い。立てるか?」 
198: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/26(水) 01:30:26.14 ID:QwEBPsns0
 鎮守府屋上 
  
 扉を開け、屋上へと出た。屋上への出入りは自由となっているが、こんな時間に来るものは殆どいない。 
  
 提督「ふー・・・。」 
199: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/26(水) 01:31:40.94 ID:QwEBPsns0
 提督「私は最優先の業務は終わっている。それより漣。ご主人様『も』と言うことは、お前はサボりに来たんだな。」 
  
 提督の返しに漣が明後日の方見ながら口笛を吹く。 
  
 提督「確か今日の演習場とグラウンド設備の清掃及び管理担当の1人だったはずだが?」 
200: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/26(水) 01:32:49.13 ID:QwEBPsns0
 そう言って漣はどこからともなく缶コーヒーとオレンジジュースを取り出した。 
  
 漣「一本いっときますか?」 
  
 提督「では遠慮なく頂こうか。」 
201: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/26(水) 01:34:01.99 ID:QwEBPsns0
 書き溜めはここまで。 
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