どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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294: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/11/29(水) 22:04:28.27 ID:8/Ods7Wb0
にこの右足にからは煙のようにピンクの魔力が消えていく。
右足が空中を通ったところにはにこのピンクの魔力が上記のように残っている。


にこ「『ジェット・ラビット』…」


エアスライドの限界回数である5回分の力を片足に集中させて連続で放出することで、突発的に凄まじい速度と威力の蹴りを放つ。
それがにこの新しいの技である『ジェット・ラビット』。
足から放たれる連続の魔力の噴出がジェット噴射のようだと穂乃果に言われたので『ジェット』という単語を採用した。


ラインガイス「蹴ったのか…?見えなかったぞ…??」


ラインガイスが左手で腹部を確認すると、蹴られた部分の鎧が砕けていた。


にこ(右足がひりひりする…。でも…!)


にこは驚いているラインガイスに向かって突っ込んでいき、左足に魔力を纏わせて飛び込みながら突き出す。
突き出された左足は槍のように鋭い魔力を生み出していく。


にこ「ピーチランサー!」


槍のような突きは空を裂きながらラインガイスを襲う。


ラインガイス「くっ!」


ラインガイスが右手で槍をつかむと、右手は触手に変化して槍を包み込んでいく。
にこのピーチランサーはラインガイスの右胸に直撃して、ラインガイスは槍とともに吹き飛ばされる。


にこ「直撃!?」


にこ(どうして避けなかったの?)


倒れこんだラインガイスをよく注目すると、異変に気付く。
ラインガイスの槍がどこにもないのだ。
投げられたのかと思い、周りをよく確認するがどこにも槍はない。


ラインガイス「探しているな…槍を」


ラインガイスがゆっくりと立ち上がると、ラインガイスの体にも異変が。


にこ「その体…なに…?」


ラインガイスの右腕と左腕に鋭利な凹凸ができているのだ。


ラインガイス「これは槍だ。槍を私の体に取り込んだ」


にこ「あの長い槍を!?」


ラインガイス「私の体の一部で作った槍だ。私の触手に触れれば分解されて私に吸収される」


にこ「そんな器用なことを…」


ラインガイス「奥の手だ。確実にお前を倒すためのな」


にこ(まだジェットラビットで右足がヒリヒリしてる…。いったいどんな攻撃を…)


ラインガイスはゆっくりとにこに歩み寄っていく。


にこ(どう来る…?あの腕になってからどんな攻撃が…)




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