男「はぁ?ダンジョンに行ってこいって?」
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474: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:06:19.06 ID:LAlp/wM/0
15:00

『無限城』
歌舞伎町エリア『不夜城』最上階


兄「いやー、やっぱ強ぇーなーこのダンジョンの敵は。流石に疲れた」フゥッ

一息ついたように座り込む剣士の足元には、3m程の大きさの金剛力士像のような石像の魔物が横たわっている。
ランクは50後半。文句無しに伝説級の魔物だ。


魔術師「ねーねー、どうしてボク達こんなダンジョンにいるのかな?なんでわざわざジャパンまできてこんなシンドイダンジョンに潜ってるのカナ!?」イライラ


地上でいう歌舞伎町エリアにそびえ立つ十数棟程の高層ビル。それらを1つの城と見たて、眠らない街・歌舞伎町にちなみ『不夜城』と名付けられている。
ジーパンにスニーカーに灰色パーカーとその辺のコンビニにでも行くような格好をした剣士と、赤毛の目立つ異国の魔術師の少女はその最上階にいた。



兄「まぁそういうなよ。久しぶりの実家帰りなんだ。軽くお土産代くらいは稼いどかないと」

魔術師「ここランク60超えのダンジョンだよ!?そのモンスター1体倒すだけでどれくらいお金入ると思ってんの?もう小さな都市の年度予算くらい分は、ここに来るまでに倒してきたんだケド!!」

兄「まぁまぁ、折角ここまできたんだ。せめて目の前のアイツを倒してから地上に戻ろうぜ」スッ……


剣士はゆっくりと立ち上がり、手に持った剣を担いで前を見る。

鎧武者『…………』チャキッ……



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