【ガルパン】みほ「そっか…もう家じゃないんだ…」
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281: ◆//tNxACVjU[saga]
2016/09/20(火) 22:38:50.13 ID:j1z1rkkXO
 ー数ヶ月前ー 
  
 ー西住邸ー 
  
 みほ「…」 
  
 まほ「…」 
  
 しほ「…何か言うことはあるみほ?」 
  
 みほ「…ありません」 
  
 しほ「何も?」 
  
 みほ「はい」 
  
 しほ「貴女がフラッグ車の指揮を放棄した事については?」 
  
 みほ「私は正しい事をしたと思っています…」 
  
 しほ「車長たるものが戦車の指揮を放棄する行為が正しいと?ましてや副隊長が」 
  
 みほ「私は…濁流に流された戦車の乗員を助けるのが第1と思っ…」 
  
 “バンッ” 
  
 みほ「…」 
  
 しほ「貴女は自分が犯した事の重大さを分かっているの?」 
  
 まほ「お母様…」 
  
 しほ「まほは黙っていなさい!」 
  
 まほ「…はい」 
  
 しほ「みほ、貴女がやったことは今まで積み上げてきた物を何の躊躇いなく崩し去ったの…わかる?」 
  
 みほ「わかりません」 
  
 しほ「本気で言ってるの?」 
  
 みほ「はい、わかりません…何故、味方が…仲間が危険に晒されてるのにそれを無視して戦わないといけないんですか?」 
  
 しほ「みほ…いい加減にしなさい…西住の戦車道は…」 
  
 みほ「仲間を見殺 しにして勝利を獲るんですか?」 
  
 しほ「ッ!」 
  
 “パァンッ…” 
  
 しほはみほの頬を力強く叩いた 
  
 みほ「ッ…」 
  
 まほ「みほ!お母様!」 
  
 しほ「ッ…」 
  
 みほ「…私の…」 
  
 まほ「みほ…?」 
  
 みほ「私の求めてた戦車道はこんなのじゃない!」ダッ 
  
 まほ「み、みほ待て!」 
  
 しほ「まほ!放っておきなさい…」 
  
 まほ「お母様…」 
  
 しほ「貴女は明日の取材の準備をしなさい…」 
  
 まほ「…はい…」 
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