173:名無しNIPPER[sage]
2016/10/31(月) 01:32:40.93 ID:rSjjck+so
 歴史を作らないんじゃ考古学者にも不要そうだな 
174:名無しNIPPER[saga]
2016/11/02(水) 14:54:17.48 ID:3Ea9QEps0
 魔女の身体は、混沌の炎に半ばまで飲まれ、変質している。 
 ゆえに纏うのは混沌の炎であり、本来彼女の持っていた魔女としての本質も、失われている。 
 その本質があれば、コブラの指に嵌められた『老魔女の指輪』の効力を見抜くことが出来ただろう。 
 そして、指輪を強めている、コブラの中にある未知の力の存在すらも。 
  
175:名無しNIPPER[sage]
2016/11/03(木) 00:50:52.11 ID:lP8HqPD7O
 これが本当の殺し文句という奴か 
176:名無しNIPPER[saga]
2016/11/03(木) 13:07:15.65 ID:kGxxCjIp0
 コブラ「イテテテ…あやうくリュウマチになるとこだった」 
  
  
 軽口を叩きながら起き上がったコブラの足取りは、おぼつかなかった。 
 人間とは思えない強靭さを誇る男にも、無限の耐久力がある訳ではない。 
177:名無しNIPPER[sage]
2016/11/03(木) 14:58:52.49 ID:7ATyZpUfo
 ヤバい… 
178:名無しNIPPER[saga]
2016/11/03(木) 18:42:55.57 ID:kGxxCjIp0
 コブラ「うっ…ごほごほ…」 
  
  
 溶けた石から立ち昇るガスが、コブラの肺から酸素を奪っていく。 
 そして代わりに有毒な物を、肺を通してコブラの血中に混ぜ込み。弱らせる。 
179:名無しNIPPER[sage]
2016/11/03(木) 20:44:25.96 ID:x7erI1avo
 追い込まれたコブラはドラゴンよりも凶暴だ! 
180:名無しNIPPER[saga]
2016/11/03(木) 23:44:19.36 ID:kGxxCjIp0
 ブォン!!    ゴオオッ!! 
  
 レディ「くっ!」ババッ 
  
  
181:名無しNIPPER[sage]
2016/11/04(金) 02:06:56.08 ID:9XIWq7yaO
 ヒューッ 
 こいつは面白い。一気読みしてしまった 
182:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 16:22:41.67 ID:TepObGIC0
 黒騎士の特大剣には、ある加護が元より施されている。 
 加護は際立って強いという訳でもなく、時の経過で半ば力を失っている。 
 しかし残滓を残すのみとはいえ、この特大剣は熱の類を寄せ付けず、溶岩にすら溶け込まない、ある種聖剣とさえ言える遺物なのである。 
 コブラはもちろん剣に施された術の存在など知らない。しかし、コブラには加護がもたらされていたのだ。 
  
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