提督「…さぁ出撃してこい!」 曙「黙れクソ提督」
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688: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2018/01/05(金) 02:28:35.79 ID:YYdFGxTY0
ー鎮守府 廊下 司令室前ー
提督妖精『ーー!』
曙「…」
扉の向こうから、おそらく、無線に向かって指示を飛ばしている提督妖精の声が聞こえる。
分厚い扉を隔ているため、何を言っているのか詳しくは聞こえないが、まだ忙しそうだ。
曙「…そういえば…」
第二艦隊といえば、川内率いる艦隊だったはずだ。吹雪たちもそこにいたはず。
吹雪とはそんな面識があるわけではないのだが、彼女とはよく廊下ですれ違う。
たまにおはようと声をかけられる。
私は無視するが、彼女はそれでもすれ違うたびに挨拶してくる。
そんな関係、それだけの関係。
曙「…」
気がついたら、司令室の扉にそっと耳を当てていた。
別に吹雪が心配なわけじゃない。
ただちょっと気になっただけ。
この鎮守府はこれまで大怪我する人や殉職する人が多かったから。
そう、ちょっと気になるだけ。
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