456:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 21:01:01.02 ID:1U4qo7RyO
勇者『否定も肯定もしない』
勇者『勇者は一人。戦士と聖女を親に持つ一人の人間、貴様を打ち倒す者』
戦士『ヌフッ…その眼付き、戦士を思い出す。勇者よ、お前は父に似てよき男になった』
戦士『内に秘めた激情は『あの時』の戦士以上やもしれん。身を焦がす程に煮え滾る魂の熱を感じる』
戦士『血は受け継がれた。やはり息子を希望の器にしておいて正解だったようだ」
戦士『勇者、囚われの子よ、よくぞ成長した。それでこそ希望、我と我等を脅かす唯一だ』
戦士『しかし、その顔付き、迸る闘志。大凡、これから世界を救おうとする人間のものとは思えぬな』
狩人「(私も、奴等と何も変わらないのかもな)」
狩人「(勇者が抱えたもの、背負ったもの、痛みや悲しみ……私は何も知らなかった)」
狩人「(幼馴染みだってだけで、勇者を知っていた気になって……っ!!)」ガンッ
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