403: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/13(日) 00:06:05.10 ID:P+sjA4XXO
アナスタシア「衣装室、いきなり開けたらダメ、ですよ?」
永井「それくらいの常識はマンガじゃなくて親に教えてもらえよ」
永井の煽るようなもの言いに、アナスタシアは腕を伸ばしただけの痛くないパンチを永井の肩に繰り出して答えた。ちゃんと拳を作ってなかったので、軽く曲げた指が永井の肩甲骨に当たったとき、がくんと関節が折れ、痛かった。
ひー、という表情をして右手の指をおさえるアナスタシアを見て永井はため息をついたが、それ以上のことはせず、バカと言うこともなかった。
そうしているうちに二人は衣装室に到着した。永井がドアをノックすると、中からどうぞ、という声が聞こえてきた。
衣装室にいたのは十時愛梨だった。
愛梨「あっ、アーニャちゃんに永井君」
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