253: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/06/04(日) 16:35:13.57 ID:HFSz1lMJ0
コヨミ「うあああああああ!!!!」
ケイネス「コヨミ!!ぐぐぐっ……コヨミに何をしている!?」
白い魔法使い「サバトによって集めた魔力を賢者の石に流しているのだ。暦を蘇らせるためにな」
ケイネス「コヨミを蘇らせる?どういう意味だ?」
白い魔法使い「私の愛する娘、暦は既に病死している。私は暦そっくりのホムンクルスを作り、体内に賢者の石を埋め込んだ」
白い魔法使い「賢者の石を完成させ、暦の魂をこの器に定着させるのだ」
メアリ「くっだらないねぇ」
メアリ「娘を生き返らせる為?ガキなんて邪魔な物いっそ無くなった方がせいせいするじゃないか」
白い魔法使い「何故だ!?何故お前のマジカルリングは起動しない!?」
メアリ「誰かさんに細工してもらったのさ。経験の浅い魔法少女だと思って甘く見てたようだね」
マジカロイド「ちなみにワタシも同様の理由で助かってマス」
白い魔法使い「貴様ぁ……役に立たない魔法少女など私が始末してくれる!!」
メアリ「ふん!正義の味方ごっこは嫌いだけどさ。あんたの邪魔をするのは最高にスッキリするよ!」
メアリがGXランチャーを用いて引き金を引いた。
大量にばら撒かれた弾丸は白い魔法使いを狙わずに背後にいる少女を狙った。
白い魔法使い「まずい!!」
コヨミ「ああ……」
弾丸とコヨミの間に割り込んだ白い魔法使いがバリアを展開する。
放たれた弾丸を一切躱そうとせずに全て防御で耐え続けている。
白い魔法使い「ぐっ……ぐぐっ……」
メアリ「やっぱりね。あんたみたいなタイプは直接狙うよりも娘さんを狙った方が効果的だよ」
メアリの魔法によって強化された弾丸の威力は高く。
バリアの強度は徐々に弱まり、何発かが体内を貫いた。
メアリ「これでしまいさ」
ロケット弾頭が放たれる。
バリアは砕かれ、爆風が白い魔法使いを飲み込んだ。
衝撃によって白い魔法使いは吹き飛び、ハーメルケインが転がり落ちる。
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