ハルヒ「みて、キョン!ここ家賃が1万円だって!!」キョン「……!」
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59:名無しNIPPER[saga]
2017/02/17(金) 23:06:57.88 ID:I+P4v8QJo
古泉「現在の状況に対して、あまり関連性のない発言でしたからね。長門さんらしいとは到底言えません」

キョン「まさか、エラーってことはないよな」

古泉「それはないかと思われます。人格にエラーをきたしているのなら、いつかのときのように涼宮さんレベルの改変が行われるはずです」

キョン(あんまり思い出したくないことだな)

古泉「長門さんが和ませようとしたのか、それとも単なる知的好奇心を満たすための発言だったのかは判断が難しいですが、一つ言えることがあります」

キョン(聞くのも恐ろしいが、こいつは勝手に喋る)

古泉「長門さんも怖がっているのではないでしょうか。恐怖を隠すため僕のように関係のない話をつい口にしてしまったのでは?」

キョン(あの長門に怖いものがあるのか? いや、あったにしても幽霊を怖がるなんてことがありえるのかよ)

古泉「寧ろ、長門さんだからこそ、観測できない事象については我々よりも恐怖心を肥大化させているかもしれません」

古泉「何分、長門さんは優秀ですから、観測不能対象が存在することが既に恐怖でしかないとも言えます」

キョン(何でも分かるから、分からないものには俺たちより何十倍と怖がってしまうってわけか。どうなんだ、長門。お前は今、怖がってるのか)

ハルヒ「有希、ほら、もっと傍にいらっしゃい。固まっておけば幽霊も手出しできないはずよ」

長門「わかった」

キョン(そういってハルヒに寄り添う長門を見て、俺は確信する)

キョン(幽霊はいる。長門はそれがわかったから、今まさに怖がってやがるんだ、と。だが、そうなると、ハルヒが完全否定したはずの幽霊の存在を認めなくてはならなくなる。思い切り矛盾してるぞ、おい)


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