会長「音が紡ぐ笑顔の魔法」
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244: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2018/07/29(日) 20:13:27.42 ID:RXK2QqszO
ライジングロック当日。

先輩は喉の調子を整える為、部活に参加する事は1度も無かった。

1度きりの本番、リハーサルにも参加しないらしい。

先輩「てかさ、ライジングロックって名前がもうダサいよな」

ドラム「あ、分かる」

キーボード「ドゥドゥン、もう少しオシャレにして欲しいよねー」

ロリ「はぁ?何を今更……」

先輩「いやー少しは悪態をついてやろうと思ってさ」

ドラム「このライジングロックに振り回されてきたからな、分かるわ」

キーボード「まじムカつくよねーこの催し」

先輩「大体さ、学生バンドに序列なんか付けるなっての!」

ドラム「俺らのようなズブの素人が通る時点で採点基準がほぼ歌だって丸わかりだし!」

キーボード「それ言っちゃうー?でもさ、ほんとにそーだよね!」

ロリ「あは、あはは!あははははっ!」ケラケラ

この人達……

先輩「どーしたの?」

本当に最高だ。

先輩は本当に主人公だ。

この私を心から笑わせてくれるなんて、私の世界を変えてくれるなんて、色を付けてくれるなんて。

私は音楽の魔法をこの時初めて知った。

ロリ「なんでもないっ!」ニコッ


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