園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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16: ◆N2ciT2iELQ[sage]
2017/03/30(木) 17:41:14.84 ID:y4VgxIfx0
ことり「ことりの恋人になって?」

海未「私には…その資格が」

ことり「あははっ、やっぱり海未ちゃんってそっちの人だったんだね」

海未「!」

ことり「ずっと私のこと、そういう目で見てたんだよね? すごく気持ちわるいなあ」

海未「…はい、私は気持ち悪くて、最低の人間です。そんな私がことりと付き合う資格なんてありません」

ことり「駄目だよ。ことりは海未ちゃんを逃してあげない」ストン

ことりは海未に抱きつき、そのまま床に押し倒す。

ことり「海未ちゃんは、女の子を好きになっちゃう変態さん」

ことり「ううん、女の子ですらない。だって女の子にはあんなもの生えてないから」

ことり「人間ですらないよ。人間には理性があるから、嫌だって言ってる人を無理やり乱暴したりしない」

ことり「海未ちゃんは人間以下の獣さんだよ」スッ

ことりは海未の頬を撫でる。

ことり「こんなにきれいな顔をしてて、勉強も運動もできて、優しくてみんなに好かれる海未ちゃん」

ことり「そんな海未ちゃんが実は醜い獣さんだなんて、ことりしか知らない」

ことり「……そして、その獣さんに、ことりもたっぷり汚されちゃいました」

ことり「良かったね、海未ちゃん。私達、二人だけの特別な関係だよ?」

ことり「ことりはちっとも海未ちゃんのことぜんぜん愛してないけど」

ことり「お互い心も身体も汚れきっていて、とっても醜くて、それを私達しか知らないんだから」

ことり「だから、海未ちゃんはことりから離れちゃ駄目なの。ことりに一番近い場所にいて、ことりにキスして、ことりを抱いて」

ことり「ことりが海未ちゃんへの憎しみと、海未ちゃんを大好きな気持ちのはざまでぐちゃぐちゃにこわれていくのを見て」

ことり「海未ちゃんは四六時中ことりのことを考えて、苦しみ続けないといけないの」

海未「……ことり」

海未(ああ、私は)

ことり「それがことりの復讐なの♡」

海未「…ことりがそれを望むなら」

海未(もう、戻れないところまで来てしまった――)



 ◆



ガラスを割ったことの謝罪をことりの母親に済ませ、病院に行ったあとに海未は家に帰った。もちろん本当の事情を話したわけではなく、『寝ぼけて物を投げて割ってしまった』という理由にしておいた。海未はことりについていようと思ったが、ことりは穂乃果との約束があるからと言って、その日は別れることになった。ことりは体の疲れもあって、穂乃果と会いはしたが、早めに切り上げ結局映画には行かなかった。

翌日、月曜日。アイドル研究部、放課後

凛「海未ちゃんとことりちゃんが!?」

花陽「付き合うことになっちゃったのぉ!?」

ことり「そうなんですっ! ラブラブのアツアツなんです♡」ギュッ

ことりは海未と腕を組む。

海未「…」

穂乃果「いや〜穂乃果も朝いきなり熱いキスを交わす二人を見てびっくりしたね! 今までそんな素振り全くなかったのに」

真姫「…あの、ことり?」

ことり「なぁに?」


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