園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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33: ◆N2ciT2iELQ[sage]
2017/03/30(木) 18:22:36.49 ID:y4VgxIfx0
海未「どうしてそう思うのですか?」

穂乃果「穂乃果と海未ちゃんとことりちゃんが三人で頑張って見つけられないものなんてないもん!」

穂乃果「ほら、三人寄ればもんじゅが廃炉って言うし!」

海未「文殊の知恵です。廃炉にしてどうするのですか」クスッ

海未(もうどうしようもないところまで来てしまったというのに…穂乃果がいれば、なんとかなってしまいそうです)

海未(まるで魔法みたい。本当に貴女は不思議な人です)

海未「そうですね、また三人で一緒に」

ピンポ-ン

穂乃果「ん? もう十時なのに、こんな時間に誰だろう」

海未「…!!」ゾクッ

海未の背中に大きな悪寒が走る。

海未(なぜでしょう。とても嫌な予感がします)

ピンポ-ン

穂乃果「はーい、今行きますよー」

穂乃果は服を着ながら玄関に向かう。

海未(来るはずのない誰かが来てしまったような)

ピンポピンポピンポ-ン

海未「…! 穂乃果、待って――」

ガラッ

穂乃果「あっことりちゃん! ちょうどよかった――ってえっ?」



穂乃果が玄関を開けるや否や、ことりは靴のまま素早く穂乃果の部屋まであがりこんできた。中には半裸の海未。ことりは「ああ、やっぱりか」とでも言わんばかりに冷たい視線を海未に向ける。

ことり「お母さんに無理言って夕飯を早めに切り上げてきて正解だったなあ…」

穂乃果「あ、あのねことりちゃん? 穂乃果もやっぱり海未ちゃんのことが好きだったんだってわかって、そのまま流れでこうなっちゃって…」

ことり「わかってるよ、穂乃果ちゃん」ニッコリ

海未「ことり、私の話を「海未ちゃんは黙ってて」

ことりが海未をにらみつける。

海未「ことり、話を「黙れっていってるの!!」」

海未「うっ…」

ことりは胸に手を当てながらすぅ、と大きく息を吸い自らをなだめる。

ことり「ことりね、わかってたんだ。海未ちゃんと穂乃果ちゃんが、お互いのこと大好きだって」

ことり「ことりの入り込むすきまなんてないんだって」

穂乃果「穂乃果はことりちゃんのことだってすごく大事だよ! 海未ちゃんへの気持ちがどうであろうと、それは変わらない!」

ことり「穂乃果ちゃんはことりを大切にしてくれるんだね」ニコッ

ことり「どこぞのレイプ魔とは大違いだよ」キッ

海未「…」

ことり「もとはと言えば海未ちゃんが悪いんだよ? ことりの心も体も汚し尽くしたのは海未ちゃんだもんね」

ことり「でもね、ことりは穂乃果ちゃんのことが大好きなの」

ことり「だから、海未ちゃんは大嫌いだけど、穂乃果ちゃんが海未ちゃんのことを好きだって気づいた以上、ことりはもう海未ちゃんに何もできないの」

ことり「海未ちゃんを憎んでも、愛しても、穂乃果ちゃんを傷つけちゃうから」


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