ウォルター「鎮守府の執事をやれ?」【安価あり】
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2018/06/12(火) 20:01:30.53 ID:jw7HyV55O
 とある時 
 一本の長い廊下に種類豊富な扉が埋め込まれている廊下、そこに一人の白人男性が座り事務作業をする。 
 男性は煙草を吸いつつ、書類を書き綴る。 
 その事務机の机上には小さなノートパソコンが置かれており、画面には艤装を取り付けた女の子が存在している。 
 そのなかには【ウォルター】と呼ばれる少年と【反逆者】と呼ばれる女性が居る。 
  
 すると突然、廊下の彼方が黒く染まっていき、奥から黒いゴスロリ服を纏った少女が歩み寄ってきた。 
  
 EASY「はんっ! つまらないゲームだったわ、紫」 
  
 紫「失せろEASY、お前がズルをするからだろう」 
  
 EASY「さあどうでしょう?」 
  
 紫「例えお前が万のイカサマをしようが審判がそれを打ち破る」 
  
 EASY「・・・貴方だって引き分けにしようとしてた筈よ」 
  
 紫「お前が止めようとしないからだ。引き分けは双方の同意の元で成し得ることなのだ」 
  
 EASY「だけどやっぱり」ガチャン 
  
 いきなり彼女は机上に置いてあったパソコンを掴んで床に叩きつける。 
 パソコンは内蔵された部品を散らして壊れてしまい、画面にはエラー発生、後は駒が自分で進めます。というメッセージが表示される。 
 そのパソコンの残骸を踏みしめながら告げる。 
  
  
 EASY「じゃあ、決着をつけましょうか。あの異世界で」 
  
 紫「・・・」 
  
 廊下を染めている黒が奥へと引き返していく、それと共に彼女も奥へと帰っていくのだ。 
 紫はある書類に目を通して口角を上げるのだ。 
  
 紫「島津豊久、お前がジョーカーだ」 
  
 書類を茶色のファイルに入れて別の書類を書き始める。 
 その書類作業はいつ終わるのだろうか、それは神にすらわからない。 
  
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