38:売人[saga]
2017/05/14(日) 23:38:27.18 ID:GMdbfU790
「喉渇いたなあ。何か飲も」
緊張で喉が渇いた昴はキッチンへ向かい冷蔵庫を探っていた。
昴は料理をあまりしないので冷蔵庫の中はすぐに食べれるフルーツやアイスクリーム
それと好物の芋羊羹が入っている。
果汁ジュースなどもあり、適当にコップを取り出し程々に注いでいく。
「どうしよう。やっぱり知らせた方がいいよね」
そう考えながらジュースを片手に昴は悩んでいる。
これは警察に任せるべきで自分にできることはそれぐらいしかない。
父親は今も命を狙われているのだ。
「とにかく連絡しなきゃ…」
ジュースを一気に飲み干して至福のため息をついたあと、自分のスマホに手を伸ばした。
電話のアイコンをタッチして警察へ連絡しようとするが、ふと彼女は連絡しようとする指を止めた。
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