森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」
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12: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/05/20(土) 01:41:44.05 ID:XLADNSTB0
扉をくぐる前に、こうやって、事務所の好きな人に会うという儀式があります。
この凛さんは森の凛さんだから、本物の凛さんではないけれど……

凛「おいで、乃々」

その言葉をきっかけに、もりくぼは凛さんに抱きつきます。

あっ、でも森の小梅ちゃんとか、凛さんとかとは目を合わせられません……
いくら森で最強のもりくぼとはいえ、やっぱりそれだけはむりです。しんどいです。
でも森の凛さん達は何も言わずに私を抱きしめてくれるので、それはいいなって思います。
現実ではできないことでも、ここではできるんです。

私が凛さんの背中に手を回して、少し強く抱きしめると、凛さんは私の頭を撫でてくれます。
手に確かに感じる凛さんの体温。柔らかさ。鼻に感じる凛さんの匂い。花の香り。
ここは森だから、現実じゃないけど。でも、もりくぼにはそれで十分でした。


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