森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」
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15: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/05/20(土) 01:43:17.07 ID:XLADNSTB0
帰り道、もりくぼは事務所で言われたことを反芻していました。

『そろそろ、本当に人と目を合わせられるようにならないとダメだぞ』

『インディヴィジュアルでテレビの撮影が入ったんだ』

『もちろん乃々、君のセリフや出番もある』

『やけくぼじゃダメなんだ。自然体の君が出演してくれないと』

『テレビとライブじゃわけが違う。わかるだろう?』

プロデューサーの言葉を頭の中で繰り返すたび、一言一言がもりくぼを追い詰めてきます。

いつもなら勢いに任せて、やけになってでも、時には光で全ての視界を飛ばしたりして乗り切ったライブの方法が、
テレビの撮影では使えないと悟った時、もりくぼには本当に全てが終わったように感じました。
いつもはギリギリながらでも乗り越えてきたお仕事。でも今回のお仕事は、最初からわけが違う。


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