森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」
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83: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:09:42.32 ID:tq8aLlEv0
美玲「じゃあなんであの時「も、もうやめてください……」」

輝子「ボノノちゃん……」

乃々「……今、どうこう言ったって、どうにもなりません……企画も動いちゃってるんです……」
以下略 AAS



84: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:10:47.00 ID:tq8aLlEv0
〜〜〜〜〜〜〜〜
乃々「はぁぁああぅぅぅぅ〜〜……」

なんて、2人の前で大見得切ってしまいましたけど、正直私もまだ『第1のハードル』を超えていないのに、
このままテレビ番組に出演なんてできません。したら放送事故必至です。
以下略 AAS



85: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:11:47.12 ID:tq8aLlEv0
大丈夫。もりくぼはできる。やらなきゃいけないんだ。


美玲さんと輝子さんにも約束したんだ。

以下略 AAS



86: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:12:33.84 ID:tq8aLlEv0
「もりくぼはできる」
「もりくぼはできる」
「もりくぼはできる」
「もりくぼはできる」
「もりくぼはできる」
以下略 AAS



87: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:14:07.22 ID:tq8aLlEv0
「もりくぼは、できる」

いつのまにか、夢中になって、自分自身に、いえ、『鏡に映る少女』に向かってできる、できる、やれる、大丈夫などと声をかけていました。
「できる、できる、できる……」

以下略 AAS



88: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:14:48.78 ID:tq8aLlEv0
〜〜〜〜〜〜〜
いつまでも女子トイレにいる私に心配がる2人をどうにか先に帰して、今日も仮眠室で森の中へ行こうとしました。
親には遅くなることを伝えてあります。

もしここで泊まりになっても、此処から学校へ行けばいいだけの話です。
以下略 AAS



89: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:15:37.58 ID:tq8aLlEv0
両手を合わせるように光を包み込み、光の動きたいがままに開放してやります。

降り立ったのは、少しの銀色の針が残る芝生が茂る小高い丘でした。

森は、前に来たときとあまり変わっていませんでした。
以下略 AAS



90: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:16:08.02 ID:tq8aLlEv0
それらを祈りで消すことは森の中でもかなりの重労働でした。
木の質感を手触りで確認したり、金属を手で取り除いたりしていると、時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。
木を一本元に戻すのに何分もかかるんですから、森を元に戻そうとしたら直ぐに現実に帰されてしまいます。

森久保は観念して、その金属を制御できないか試みました。
以下略 AAS



91: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:16:58.47 ID:tq8aLlEv0
が。

案の定金属が邪魔をして森を動かすことができません。
金属が引っかかっていて、木々の動きを完全に封じているか、
緑色の筋を完全に断ち切られてしまった木もあるようでした。
以下略 AAS



92: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/07/19(水) 23:17:48.87 ID:tq8aLlEv0
では金属たちは操れるのか?
緑色の筋を手繰っていくと、私の後頭部から明らかに髪ではない何かの糸のようなものをつかみました。

直感的にこれが金属たちを操るスイッチだと確信しました。
引っ張ってみると、木にブロック状に寄生していた金属たちが同じ面をこちらに向けて回転し始めました。
以下略 AAS



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