勇者「お前を俺の女にしたい」魔王「はぁ?」
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14:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 11:16:14.01 ID:+8h1OILt0

勇者「っ、武器は……!?」

魔王「おっと、今はこちらに戦う意思はないんだ。ただ、話だけ聞いてもらいたい」

以下略 AAS



15:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 11:23:39.05 ID:+8h1OILt0

魔王「それで、ここは私の城。この部屋はその一室なんだけど」

魔王「歴代の勇者には、いつもここで私の話を聞いてもらっていた。まぁ、ほとんどが徒労に終わってしまうんだが」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 11:34:04.65 ID:+8h1OILt0

魔王「ふぅ……君は、冷静に物事を考えられるみたいでひとまず安心したよ」

魔王「私は、無用な争いはあまり好まないから」

以下略 AAS



17:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 11:46:16.18 ID:+8h1OILt0

勇者「人間は魔族を退治するが、魔族も人を[ピーーー]だろう」

魔王「うん、確かにそうだ。肉を食らうことで生きる魔族だっている」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 11:53:03.77 ID:+8h1OILt0

魔王「ま、そんなわけで、理性を持つ魔族(わたしたち)は、自分たちの管理は自分たちでしようと決めたのさ」

魔王「さっき言ってくれた通り、監督不行き届きもまだあるけれど」

以下略 AAS



19:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:00:12.66 ID:+8h1OILt0

 がちゃり


「お茶とお菓子、廊下に用意していますよー」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:03:35.97 ID:+8h1OILt0

勇者「……別に、そのままでもいいんじゃないのか。可愛いし」

スラ娘「か、かわっ」ぽっ

以下略 AAS



21:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:13:42.05 ID:+8h1OILt0

勇者「(それから、紅茶とクッキーやケーキなどを用意された俺は、魔王とスライム娘の話に暫し付き合った)」

勇者「(何らおかしいところはなく、紅茶も洋菓子も、人間が用意するそれそのものだった)」

以下略 AAS



22:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:19:27.77 ID:+8h1OILt0

──玉座の間


 がごぉん ぎぎぎっ
以下略 AAS



23:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:26:36.05 ID:+8h1OILt0

勇者「……俺は」

勇者「魔族が人間と敵対している事実を知っている」

以下略 AAS



24:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:30:44.12 ID:+8h1OILt0


勇者「俺は、お前を俺の女にしたい」


以下略 AAS



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