【アナザーエデン】アザミ「アルド殿と親密な関係になるには……」
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10: ◆7oWiJj9WF6
2017/06/12(月) 01:51:19.40 ID:Qa3OOuWs0
――――1時間後



アルド「結構客の回転が早いみたいだな。 並び始めたときはいつ入れるかと思ったけど、もう店の目の前だ」


アザミ「そうでござるな。 先ほどから甘い砂糖菓子のような香りが香ってくるでござるよ」


アルド「そういえば、アザミの故郷には『みたらし団子』以外のお菓子は、どういう物があるんだ?」


アザミ「『みたらし団子以外』でござるか? うーむ……。 拙者もその道に詳しいわけではござらぬから、全てを網羅しているわけではなのだが……」


アザミ「有名処を挙げると、『寒天』があるでござるな。 とある植物の粉を抽出して固めたものなのでござるが、黒蜜などを掛けると絶品なのでござる!」


アルド「『寒天』……か。 名前だけ聞いてもピンとこないな」


アザミ「この国でいう"ぜりー"のような食べ物でござる。 それ自体に味がついていなかったり、微々たる差はあるが、おおよそ同じ物と考えてもらって結構」


アルド「なるほど! それは年齢や性別問わず楽しめそうだな!」


アザミ「うむ。 その通りでござる。 拙者の国では赤子からご老人まで、老若男女問わず人気の"そうるふーど"でござるよ」


アルド「へぇ! もしアザミの国へ訪れることがあったら、ぜひ食べてみたいな!」


アザミ「ふふっ。 拙者オススメの店があるので、ぜひそこへ行くでござるよ!」


アルド「楽しみにしておくよ!」


商人「それでは、次のお客様どうぞー!」


アルド「おっ。 次は俺たちの番みたいだな」


アザミ「遂に"ぱふぇ"なるものと会いまみえる時が来たでござるか……! 血が騒ぐでござるよ!」


アルド「それはちょっと表現が違うんじゃないかな……?」


アザミ「いいから! 早く行くでござるよ!」


アルド「あ、あぁ。 分かったから、そんな早く行くなって!」


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