166:名無しNIPPER[saga]
2017/06/23(金) 22:41:00.33 ID:3ai9I0vk0
  
  
 「何を言ってるの?石田くんもこっちで暮らすのよ。」 
  
  
 「え?おばさん…でも…俺は…」 
  
  
 「諦めろよ石田! 
 もう石田のおばさんが姉ちゃんと同じ学校にお前の願書送ったんだぜ。観念しろ!」 
  
  
 「いや…俺は…」 
  
  
 「こっちで硝子に変な虫が付いたら大変でしょ。だからこっちでも支えなさい。いいわね。」 
  
  
 「石田!こっちでもよろしくね!」 
  
  
 どうやら石田自身も知らないうちにこちらの専門学校へ願書を出されていたらしい。 
  
 そのことを今になって知らされたわけだが… 
  
 そんな石田たちを微笑ましそうに見つめる右京たち。 
  
 その光景は彼らの記憶にあった5年前とは余りにも異なるものだった。 
  
  
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