15: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:49:40.15 ID:owrHDoo50
  
 ・・・ 
  
 中野有香の猛攻をものともせず、プロデューサーは立ち続けた。 
  
16: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:50:07.27 ID:owrHDoo50
  
 しかも、ただのドMではない。 
  
 精神的な暴力を嫌い、肉体的な暴力をこの上なく好む、ドM界の異端児。 
  
17: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:50:35.50 ID:owrHDoo50
  
 ・・・ 
  
 どうして?どうしてまだ立ち上がれるの? 
  
18: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:51:14.73 ID:owrHDoo50
  
 「なんでっ…まだ…!」 
  
 まだ立てる? 
  
19: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:51:41.44 ID:owrHDoo50
  
 「…分かりました」 
  
 有香はプロデューサーにまっすぐ向き、姿勢を落とした。 
  
20: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:52:14.34 ID:owrHDoo50
  
 『ゆ、有香選手…降参…?』 
  
 「はい。」 
  
21: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:52:52.07 ID:owrHDoo50
  
 「終わった…のか?」 
  
 「終わったんだよ…プロデューサー」 
  
22: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:53:35.32 ID:owrHDoo50
  
 ・・・ 
  
 「さてと、後はこの下着達をオークションにかけて…」 
  
23: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:54:05.49 ID:owrHDoo50
  
 まゆもまた、プロデューサーが下着泥棒ではないと知っている一人だった。 
  
 理由は至極単純、彼女もまたプロデューサーがフィジカルドMであることを知っていたのだ。 
  
24: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/06/16(金) 18:54:31.56 ID:owrHDoo50
  
 ・・・ 
 ・・ 
  
 「あれ?ちひろさんは?」 
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