262:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:18:38.74 ID:smyUCZOA0
  
  
 鞠莉「私は、失望したの」 
  
 いつの間にか、鞠莉さんがまっすぐこちらを見ていた。 
  
 鋭い視線に、いつかの理事長室でのように息が継げなくなる。 
  
  
 鞠莉「School Idolに、果南に、失望したの」 
  
 千歌「……」 
  
 鞠莉「School Idolは、その程度だったの? 廃校阻止っていう目的がなくちゃ、続けられないの?」 
  
 鞠莉「ただの手段だったの? 目的を達成したら、辞めてもいいの?」 
  
 鞠莉「3人でやろうと言ってくれたのは、嘘だったの?」 
  
 鞠莉さんが早口でまくし立てる。 
  
 瞳が夕日を映して鈍く光った。 
  
 ダイヤさんが、眩しそうに顔を逸らす。 
  
  
  
 鞠莉「School Idolがその程度なんだったら、やる意味なんかない」 
  
  
  
 鞠莉「ねえ千歌っち。……どうして、School Idolなの?」 
  
  
  
 ――――― 
  
 ――― 
  
  
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