20:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:08:05.11 ID:CB/9MBYz0
 ドレイク「はっ、勝手にしな」 
  
 ドレイク「けど、アンタにはアタシを狙った報いを受けて貰うからね」 
  
 ドレイク「それが海賊の流儀ってもんだ」 
21:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:08:50.16 ID:CB/9MBYz0
 ドレイク「6」 
  
  
  
 「……」 
22:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:22:56.97 ID:CB/9MBYz0
 ドレイク「砲撃用意!」 
  
  
 カウントが終わると同時に、黄金の鹿号の全砲門が輝き始める。 
  
23:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:29:43.11 ID:CB/9MBYz0
 コルヌアイユという国に、グラドロンという国王が居た。 
  
 彼は、溺愛していた娘、ダユーの為に国を一つ作りあげた。 
  
 海洋都市イース。 
24:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:34:28.53 ID:CB/9MBYz0
 蹲っていたダユーは、手にソレを握っていた。 
  
  
 彼女が生前に作り上げた、巨大な建造物の鍵。 
  
25:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:48:37.27 ID:CB/9MBYz0
 光の洪水が彼女と、その都に到達する直前。 
  
 突如として、巨大な「門」が出現した。 
  
  
26:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:54:23.07 ID:CB/9MBYz0
 轟音と光が去った後、ダユーは恐る恐る顔をあげた。 
  
 そこには既に船はなく。 
  
 ただ、彼女が立っていた。 
27:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:32:24.19 ID:w787IWTJ0
 「そんなんじゃ、アタシの身体をくれてやれないよ……」 
  
  
 そのまま、彼女は倒れ込む。 
  
28:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:38:44.25 ID:w787IWTJ0
 「アンタは自分の力を示したんだ」 
  
 「このアタシに匹敵するだけの力を持つ海賊だと」 
  
 「だからさ」 
29:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:43:57.62 ID:w787IWTJ0
 ドレイク「……」 
  
 女海賊A「あ、目が覚めたのですね、良かった」 
  
 女海賊B「もう夜明けだよ〜、今日はどうするの?」 
30:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:45:17.83 ID:w787IWTJ0
 女海賊A「……ドレイク船長?何か喋り方が」 
  
 ドレイク「……ダユーよ」 
  
 女海賊B「ほえ?」 
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