【笑ゥせぇるすまん×俺ガイル】平塚静「ココロのスキマ、お埋めします……だと?」
1- 20
8: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:17:50.69 ID:4JutK+cUo
喪黒「お嬢さん、あなたのように美しい女性が酒浸りになっている姿は、私としても誠に心苦しいものです。これも何かの縁だと思いますので、宜しければ私の馴染みの店で呑み直しませんか?」

静「美しい……それ、私の事ですか?」

喪黒「えぇえぇ勿論そうですとも。宜しければ、ワタシに是非お話をお聞かせ下さい」

静「…………ありがとう、ございます」


 こうして彼、喪黒福造さんと私は知り合った。

 それは必然だったのか、偶然だったのか分からないが、でも、誰かに話を聞いて貰いたかった。そういう気分だった。

 ……「美しい」と言ってくれる言葉が、ただ、嬉しかった。


 『――乾いた日々に心のスキマ 甘い言葉に誘われ揺れた』

 と、どこかで聴いたような適当さが似合うラジオの歌を聞き流しながら、私は会計を済ませ、喪黒さんの後に続き、夜の街を歩いていった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
107Res/61.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice