3: ◆E1jyq2RFLo
2017/07/04(火) 02:28:58.59 ID:4c6PfZAY0
ただ、だからこそ懸念があった。
あの子の歌唱力でこの曲を殺してしまわないだろうか。
作曲家の先生が認めるほどに素質は十分。だが技術や経験が足りないことは理解している。
だから、とても惜しい。ドラマ性などを考えると、この曲を世に出すには一曲目の、ステージの、このデビューのタイミングでしかありえないのだ。
私は茫然としていた。この曲を彼女に歌わせることができない哀しさや、アイドルを信じぬくことができない自分の無力さに。
分かってはくれるはずだが、作曲家の先生への謝罪を考えると気が滅入った。
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