10:名無しNIPPER[sage]
2017/07/11(火) 01:05:23.95 ID:TQBOW09g0
炎と建物の残骸を避け、トラックはドラゴン娘の死角に回り込む。
彼女は、目の前の建物を破壊するのに夢中で周囲が見えていない。
今なら容易く、打ち込む事が出来るだろう。
トラックの荷台が解放され、中に設置された武器が露出する。
私は素早く武器の操作レバーを動かし、ドラゴン娘に照準を合わせた。
少女「準備はオーケーです、踏ん張ってくださいね、お姉さん」
女「まあ、努力はするわ」
スイッチを押すと、トラックは凄まじい爆音と衝撃に襲われた。
私は、操作レバーにしがみつき、それに耐える。
大型のモンスター娘は、その存在自体が脅威だ。
彼女が少し歩くだけで、人間は死ぬ。
つまり、動きを封じなければ話にならない。
では、どうやって動きを封じるのか。
その答えがこれだ。
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