緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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2017/07/14(金) 14:49:30.67 ID:rHT/Celd0
 智絵里の感情に合わせてころころと変化する色合いも素晴らしい。 
  
  
 まさに、これはPにとってすれば芸術品の一種だと言っても過言ではなかった。 
  
  
 「あの、どう……ですか?」 
  
  
 「うん?」 
  
  
 「私の目を見てみて……楽しい、ですか?」 
  
  
 智絵里はそう言って、二度目の問い掛けをPに向けて口にする。 
  
  
 実際に見てみてどうなのかと気になっている様子だった。 
  
  
 「あぁ、楽しいな」 
  
  
 そしてPは当然だと言わんばかりにそう答えた。 
  
  
 「こうして観察しているだけでも、かなり楽しいよ」 
  
  
 「……なら、良かったです」 
  
  
 「ただ、一つだけ……」 
  
  
  
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