緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
↓ 1- 覧 板 20
2017/07/14(金) 14:51:11.84 ID:rHT/Celd0
 「あっ、大丈夫です。どこだろうと、プロデューサーさんといられるのなら、私は楽しいですから」 
  
  
 「……分かった。ありがとう、智絵里」 
  
  
 「よし、じゃあ、そうしようか」と、予定を決め終えると、Pは再び自分の顔を智絵里に近づけて観察を再開する。 
  
  
 まだ観察したのはたったの数分程度。これではまだ彼は満足し切れなかった。今すぐに出掛ける事はできない。 
  
  
 そして智絵里にしたってまだ満足していない。 
  
  
 いつもは近くに他の誰かがいて見れない分、この場で十分にと見ておきたかった。 
  
  
 こうして、二人が満足して納得するまで、この観察のし合いは続けられた。 
  
  
 それまでに掛かった時間は、優に一時間を超えたという……。 
  
  
  
  
  
  
  
94Res/68.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20