高森藍子「好きって言ってはもらえてない」【デレマス】
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◆DHNuciJlWE
[saga]
2017/07/14(金) 19:59:17.56 ID:NHeiDHfz0
それはまだ、春には少し早いころ。
私は彼に好きだと伝え、彼は私にそうかと答えて。
私は彼に恋人になってほしいと伝え、彼は私にわかったと答えた。
そうして一組の恋人同士が産まれてから、一週間がたちました。
世界のほんの片隅の小さな小さな変化はたしかに、私たちの何かを変えたはずなのに。
私の目に映る範囲では、私には何が変わったのかわかりません。
決して夢でなんかありはしない。
それはちゃんとわかってる。
ただあの夜からあの瞬間から、彼の気持ちがほんの少しも分かりません。
彼のなにかに近づいたはずなのに、そのなにかから遠ざかってる気さえする。
この感覚が正しいかどうかすら自信がもてなくって。
ただ心の底にたまった不安だけが、確かでした。
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◆DHNuciJlWE
[saga]
2017/07/14(金) 20:01:12.05 ID:NHeiDHfzo
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「お茶が入りましたよ」
以下略
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