武内P「私がロリコンで熟女好きのホモ?」
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9: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/07/16(日) 14:48:16.94 ID:YMqcCAV+0
※ ※ ※



常務「騒々しいだろう」

武内P「だからこそ、熱が産まれます」

常務「君は無条件に熱を――光を肯定するのかね」

武内P「それは……」

常務「見る者の心突き刺す氷のアートを熱は溶かすだろう。暗闇に生きる儚いモノたちは、光に萎縮することだろう」

常務「大切な事はコントラストだ。片方だけでは浅い。では二つにしたらどうなるか? その境界をどう扱うかに頭を悩ませる。今の君のようにな」

常務「正しい対処法はある。線引きに厳格なルールを定め、そこから一切の感情を排除すること」

武内P「……頭を悩ませることに、価値は無いのでしょうか」

常務「……何?」

武内P「せめぎ合いは、苦しいものです。しかしそこから生まれたモノはどんなモノであっても本物です」

武内P「常務の仰る方法は確かに調和がとれていて、安定性も高いものです。しかし、それを上回ることができる可能性があるのです」

常務「可能性……か。それはどのくらいだ? 二回に一度か? それとも三回か? せめてそのぐらいでないと話になら――」

武内P「思いつきを数字で語れません」

常務「……ほう?」

武内P「……」

常務「私にそんな啖呵を切るとは面白い。いいだろう、今回の件は君に任せる」

武内P「……! ありがとうございます」

常務「期待している。失望させないでくれ」





同僚A「……なんぞこれぇ」

凛「何って……何が?」

同僚A「あ、凛ちゃんいたんだ。よければ二人の会話を解説してくれない?」

凛「解説って……そのままだよ」

凛「部長とちひろさんの四人で飲みに行く場所を、味はちゃんとしているけどいつもより大衆寄りの店にしようって話」

同僚A「」





渋谷凛
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