10: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/07/26(水) 10:57:19.82 ID:ynSVN8rV0
未央「着いたー! 遊園地!」
P「何度この場所を夢見たことか」
未央「大げさすぎー♪」
P「じゃ、どれから乗る?」
未央「もちろん、あのジェットコースターから♪」(ビシッ!)
ピッ
『もー! しまむーは可愛いなー!』(大音量)
ピッ
どよどよどよ…
未央「」
P「…なんで鳴ったの?」
未央「し、知らないよーーーー!」
P「あ、わかった」
未央「何さ!」
P「この装置自体が俺から1メートル以内になきゃダメなんだ」
未央「どういうこと?」
P「凛は『未央が1メートル以内』って説明したけど、反応するのは未央自身じゃなくて機械だろ?」
未央「…あ。そっか」
P「つまり左手を今みたいに『ビシッ』と伸ばしたりすると…」
未央「1メートル以上離れる、ことになるわけね…」
未央「あはは…これは厳しいな…」
未央「(プロデューサー…こんなんじゃ嫌に思うよね…)」
未央「…」
P「…」
P「未央。左手を出せ」
未央「…?」
ギュッ
未央「!?」
未央「な、な、な、何おされるかな!?!?」
P「これで作動はしないだろ?」
未央「でっ、でも! 手おつなぐというのはどうなのかしら!?」
P「呂律が回ってないぞ」
P「そうやって暗い顔するなよ。また俺に迷惑をかける、とか思ってるのかもしれないけどな。心配するな」
未央「ぷ、プロデューサー…」
P「せっかくの休みだ。楽しもう。ほら、行くぞ」
未央「…えへへ。うん!///」
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