未央「私がプロデューサーに全力で甘える日?」
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6: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/07/26(水) 10:53:19.19 ID:ynSVN8rV0
未央「あの…これが何か?」

凛「そのブレスレットはね。『プロデューサーが半径1メートル以内にいないとペナルティーが発生する装置』なんだよ」

未央「…はい?」

凛「百聞は一見にしかず。例えばペナルティーではこんな音声が流れます」

ピッ

『プロデューサーのことは…信頼してるよ…てへへ…///」

ピッ

未央「な、な、なんなのコレぇぇぇぇ!?」

未央「さっきの動画のやつじゃん!!! てか、音量が大きい!! 『駅の構内のアナウンス』レベルじゃん!!!」

凛「ペナルティー装置です」

未央「は、外すよ! こんなもの…ってアレ?」

凛「明後日になるまで外せないよ?」

未央「はぁぁぁぁ!?」

凛「ちなみに音声は100種類以上あります」

未央「いらないよ! そんな無駄に豊富なバリエーションはいらないよ!」

凛「大丈夫。装置が稼働するのは明日の朝9時からだから。それまでは平気だよ」

未央「その後が大変なんでしょうが!」

卯月「…り、凛ちゃん…やっぱり外してあげた方が…」

凛「未央のためだから」

卯月「うぅ…」

未央「ちょ、ちょ、ちょい! しまむー! しぶりんの真剣な雰囲気に騙されちゃダメだよ!」

凛「なんと言われようが私は外さないよ?」

未央「…ってことは…明日は少なくともプロデューサーの側にいることが確定ってこと!?」

卯月「も、元からデートの予定でしたし…」

未央「密着とは聞いてないよ!」

凛「さっきから声張ってて疲れない?」

未央「…誰がそうさせたのさ」

卯月「ごめんなさい〜…」

未央「だ、大丈夫だから。謝らないでしまむー」

凛「許してくれるんだ?」

未央「しぶりんに関してはまだ許してないよ?」

凛「差別じゃない?」

未央「『純粋な気持ちか』『悪意があるか』の差だよ。区別だよ」



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