32:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:57:08.87 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 「ええー! タイミング悪いなあ。って、そんな時にうっかり遭遇しちゃった私たちも間が悪いか」 
  
33:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 20:40:43.96 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 衿を引っ張る黒子に同調するように、初春が右手の裾を引っ張る。まさかと思い彼女らの目を覗き込むと、虹彩が星型のマークになっている。 
  
34:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 20:43:20.28 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 食蜂は視線を前に移した。すると、人混みを掻き分け、見覚えのある影がこちらに近づいてくる。彼女の口角が自然に上に上がってきた。 
  
35:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 20:44:44.24 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 そう言って食蜂は上条にウインクした。もう何十回も彼とやったこのやり取り。彼女は笑顔で、いつものようにこなした。 
  
36:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 20:46:50.59 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 「どうしたのぉその子?」 
  
37:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 20:51:21.43 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 「あれ? 私何を」 
  
38:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 20:54:01.94 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 ※ 
  
39:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 20:56:19.46 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 「悪かったよ。ちょっと人に酔っちゃってさ。勝手に居なくなったのは本当ゴメンな」 
  
40:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 21:10:19.77 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 「上条さぁん」 
  
41:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 21:11:45.75 ID:aDbJZUbB0
  
  
  
 (ちょっと?! 何簡単に誘われちゃってんのよ! アンタ今私とデート中なのわかってんの?!) 
  
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