11:名無しNIPPER[saga]
2017/07/29(土) 21:07:31.68 ID:s6R+a49Y0
店長「いやーこんなに一生懸命鍋振るのも何年振りかな?」フウフウ
先輩「いつもはこの店、閑古鳥が鳴いてますもんね」ワッセワッセ
店長「昔はここも連日こんな感じだったんだけどね。親父が死んで俺がこの店を継いだときから、徐々に客足が遠のいちゃって……」
先輩「……。俺は店長の作るラーメン、好きっすけどね」
店長「ありがとう。でもこの味が出せるようになるまで、すごく時間かかったんだよ」
先輩「そうなんすか……」
店長「ああ。ちゃんと親父の言う通り、真面目に修業してればこんなことにはならなかったんだろうけどね。客が一人減るたびに、自分の無能さを思い知らされたよ……」
先輩「……。でも今はこうして、皆店長のラーメンを美味しい美味しいって食べてくれてますよ」
店長「どうかな? 地球最後の日でも開いてるのがウチだけだからかもよ?」ハハハ
常連「おい! いつまで待たせんだ! こっちは腹ペコなんだよ!」ダンダン
先輩「はーい、ただいま!」
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