千歌「──あの日の誕生日。」
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20: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/07/31(月) 23:52:42.24 ID:qA4i4zbEo

鞠莉は私の肩をポンと叩いて


鞠莉「たまには素直に向き合ってあげなよ」


そう言って階段を駆け上がっていった。


果南「……。……って、さりげなく鞠莉が先に行ってるし。」


実は一人で待つのが退屈だから、それっぽいこと言って、遅刻を誤魔化そうとしてただけなのかも


果南「素直に向き合え……か……」


耳の痛い言葉だった。


果南「どうしよっかな……」


上を見上げると木漏れ日から陽光がキラキラと光っていた。

今日も暑くなりそうだ。

さて……私はどうしたいのかな──。




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