キョン「最近、生え際が気になる」
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29: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/08/05(土) 14:17:41.27 ID:vYgOB4Up0
キョン「ハルヒなら明日学校に来るだろう」

古泉「んっふ。もちろんです、今日部活に僕が行けなかった理由をお話しておくべきではないか、と思いまして」

キョン「あのなぁ、そんなことのために電話をかけてきたのか? こんな時間に。もう0時まわってるんだぞ」

古泉「重々承知しております。その点をさしひいても、です」

キョン「非常識という言葉を辞書引きしてもらいたいもんだぜ。残り2分」

古泉「涼宮さんは世界に対して介入を試みています。本日の夕刻頃、大規模な閉鎖空間が発生しておりまして、対処に追われていました」

キョン「はい?」

古泉「あなたが残り2分だと言ったんですよ? 要点だけをかいつまんで説明すればこうなります」

キョン「そうなのかぁ〜おやすみぃ〜」

古泉「悠長に構えている時間はもはや、残されていないと考えるのが妥当かと存じます。このまま何もさずに待つだけでは……」

キョン「ほっといてくれ。なんのことを言ってるのか見当がつかないが、睡眠は人間の三大欲求だ」

古泉「わからなくとも重要なのは臨機応変に対応することです」

キョン「話を聞け、と言いたいのか」

古泉「後悔をしたくないでしょう。起こってしまった結果論を論証しても時は既に遅い。で、あるならば、そうなってしまう前に対策を練る。実に理にかなった行動原理じゃありませんか」

キョン「一つ抜け落ちてるぞ」

古泉「……?」

キョン「それは、俺の意思だ。眠い、寝る」

古泉「ま……っ!」

キョン「明日、学校でな」ピッ

『新着メッセージ 102件』

キョン「はぁ……さらば、めんどくさい現実。ウェルカム、夢の中の解放」モゾモゾ


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